どうもこんにちは、Jさんです。(@engineer_spyd)
今からの日本は投資をすることが当たり前の社会に突入しました。
さらに2024年から5年間の上限投資枠が1800万円の新NISAが始まります。
いきなり5年間で1800万円を用意できる人は少ないでしょう!
そのため、ネットなどでは新NISAが始めるまで現金を温存しておいて投資を待つべきなのでは??というような意見が見られます。
僕の答えとしては、投資を待つのはNGであり、むしろ余剰資金はすべて投資に回して運用しておくべきであると提唱します。
新NISAが始まるまで現金を温存せずに投資で運用した方が良い理由
なぜ??
新NISAが始まるまで現金を温存せずに運用した方が良いのか疑問に持つ方も多いでしょう。
ここからはなぜ、現金を温存せずに余剰資金は投資で運用すべきなのかをこちらの順で解説します。
・円安が進んで円の価値が下がっている
・インフレ時は現金の価値は下がります
・米国株式は基本的には右肩上り
・米国株には負けるけど全世界株式も右肩上がり
円安が進んで円の価値が下がっている
僕たちは日本という国に住んでいます。
日本に住んでいる以上は、生活するために支払いを円でする必要がありますが、円安が進んで円の価値が下がっています。
どういうことかというと。
1$あたりの円の価値が100円の時と150円の時を比べると、今まで100円で買えていたものが150円になったということを表します。
TDB Economic Onlineさんの画像からも分かる通り、ここ2~3年で一気に円安に進んでいますね。
2023年10月2日現在の円の価値は1$あたり149円ですが、新NISAが始まる2024年の1月には160円になっているかもしれませんし、もしかすると170円になっているかもしれません。
未来は誰にもわかりませんが、もし円安が今後も進むのであれば新NISAで外国の株式を購入しようと思っているのであれば、円安時には今よりも少ない株数しか購入できないことを表します。
僕的には今後も円安は進むと思っているので、現金で温存するのではなく投資で運用すれば良いのでは??と思っています。
インフレ時は現金の価値は下がります
こちらは投資界隈では超有名な「ジェレミー・シーゲル『株式投資 第4版』」から抜粋したグラフです。
このグラフは米国のものですが、1801年から2001年までの200年で現金価値は1ドル→6セントまで減少しています。
日本政府も恒久的にインフレ率2%を目標としている通り、経済と言うものは基本的には右肩上がりのインフレ率となります。
仮に円安にならなくても経済が好調になっていれば円の価値は下がっていきます。
今までの日本は30年以上デフレが続いていて、さらに円高もあいまって円の価値は停滞していましたが、今後は円安に加えて経済も持ち直します。
ますます現金の価値が下がるということです。
米国株式は基本的には右肩上り
現金の価値が下がるし、円安で日本円の価値が下がり続けています。
日本の経済指標の日経平均に投資しても良いのですが、日経平均は高値圏に居ます。
ということは日本株の個別銘柄を選定する必要がありますが、僕たちはトレーダーではなくほとんどの方がサラリーマンとして働いています。
いちいち銘柄チェックなどをする暇はないでしょう。
それであれば、手っ取り早く米国の経済指標に連動するインデックスで良いでしょう。
米国株のインデックスは、①ニューヨークダウ、②S&P500が有名ですね。
マネックス証券の画像を引用しますが投資成績はほとんどかわりません。
僕は米国最強の500社の指標であるS&P500に投資していますが、別にニューヨークダウでも悪くはないと思っています。
悩むくらいなら米国経済を信じて、米国に投資すればよいと思います。
米国株には負けるけど全世界株式も右肩上がり
先ほどは経済大国の米国株に投資すれば??ってことを紹介しましたが、米国集中だと不安になる方もいるでしょう。
最近では、全世界株式といった全世界に投資できる投資信託も存在します。
有名なのがemaxis slim 全世界株式(通称オルカン)ですね。
これであれば全世界の経済成長に投資できます。
こちらが、S&P500と全世界株式(オルカン)の投資信託の純資産額の推移のチャートになりますが、S&P500には負けますが、全世界株式も右肩上がりです。
現金で持つよりは、資産が減る可能性は低いでしょう。
一時的には減る可能性があるかもしれませんが、余剰資金ですので数年待てば回復するでしょう。
まとめ
新NISAについて様々な投資方針がネットやYoutubeなどで繰り広げられています。
しかし、日本では円安が進んでいますので円の価値は下落傾向にあります。
安全な投資信託といえども一時的に含み損を抱える可能性は捨てきれないかもしれませんが、指をくわえて待つよりは余剰資金は積極的に投資に回した方が良いでしょう。
米国経済も経済の停滞が心配されていますが、米国がダメということも世界経済もだめでしょう。
それでも、米国集中が怖いという方は全世界株式に投資するのもアリでしょうね。
僕が言いたいのは、現金で温存するよりも投資をしてお金を資産運用に回す方が得策と言うことですね。
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