どうもこんにちは、Jさんです。Follow @engineer_spyd
先日、全世界株式に連動する投資信託の純資産額の推移を記事にしたところいささか反響があったため、S&500についてもまとめてみることにしました。
インデックス界隈において、全世界株式にするのか??S&P500にするのか??は絶えない話題ですが、僕はS&P500に投資しています。
S&P500に投資している投資家として、これはまとめておかないと!!と思い記事にすることにしました。
純資産額が多いと何が良いの??
まず、本題に入る前に投資信託の運営において純資産額が多いことのメリットを考えていきましょう。
挙げられるメリットはこちらです。
- 分散投資の幅が広がる: 純資産額が多いと、多くの投資家から集まった資金を効果的に分散投資することができます。これにより、リスクが分散され、ポートフォリオ全体の安定性が向上します。
- 手数料の低減: 大きな純資産額を持つ投資信託は、運用に必要な経費や手数料を割合として見ると、一般に効率的です。資産規模が大きいため、運用コストを各投資家で均等に分担することができ、個別の投資家にかかる負担が軽減される可能性があります。⇒信託報酬の低減に繋がる
- 流動性が高まる: 純資産額が大きい投資信託は、取引の際の流動性が高まる傾向があります。大きな取引量に対して市場での影響が相対的に小さいため、投資家は売買時に価格への影響を受けにくくなります。
- 信頼性と認知度の向上: 資産規模が大きい投資信託は、投資家に対して信頼性が高いと見なされる可能性があります。また、市場内での存在感も大きくなるため、新たな投資家の引き寄せやメディアなどでの注目度も高まるでしょう。
S&P500指数に連動した投資信託の純資産額の推移
大人気なS&P500指数ですが、運営するファンドはたくさんあります。
投資がうまくいっているかや、お客様(僕たち投資家)から順調に資金を集められているかの指標に純資産額というものがあります。
純資産額が多ければ多いほど、投資信託を運用するファンドは健全な運営ができている証拠にも繋がります・
さて、本題の各投資信託を比較した純資産額の推移を見ていきましょう。(8/25付)
ファンド名 | 運用会社 | 信託報酬(年率) |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 三菱UFJ国際投信 | 0.09372(%) |
SBI・バンガード・ S&P500インデックス・ ファンド | SBIアセットマネジメント | 0.0938(%) |
Smart-i S&P500インデックス | りそなアセットマネジメント | 0.242(%) |
iFree S&P500 インデックス | 大和アセットマネジメント | 0.22(%) |
米国株式インデックス ・ファンド | ステート・ストリート・ グローバル・アドバイザーズ | 0.495(%) |

SBIも頑張っているのですが、emaxis slim S&P500の圧勝ですね。
その他のファンドも頑張っているのですが、グラフにすると勝負にならない結果となっています。
正直な話、投資も複利効果があるようにファンド運営も長い年月をかけたらかけるだけ成績が得られていますね。
ですので、同じS&P500指数に投資するのであれば後発のファンドよりも、実績のあるファンドに投資が集中するのは仕方がないことだと思います。
実績のあるファンドの方が純資産額も多く、信託報酬が低い傾向にあるため
まとめ
S&P500に連動した投資信託の純資産額の推移を比較しましたが、emaxis slim S&P500の圧倒的な強さでしたね。
このように、ここまで差が出てしまうと後続のファンドが誕生しても資金調達が難しいのでは??と個人的には思ってしまいます。
これからどんな良いファンドが出てこようとも、emaxis slim S&P500を超えるような信託商品が出てくるのですかね??
今後に期待しながらも地道にemaxis slim S&P500に投資していきたいと思います。
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