どうもこんにちは、Jさんです。Follow @engineer_spyd
結構前からビジネス書界隈を賑わしていたDIE WITH ZEROという名著を読了しました。
DIE WITH ZEROとは文字通りゼロで死ぬということですね。
ゼロで死ぬというのは本当に難しいもので、人間誰しもが死ぬときには一定の資産が残ってりうのではないかと思います。
特に日本人は貯金が大好きな民族ですから、死ぬ時が一番のお金持ちの人も多い印象です。
僕のブログは読者様につみたてNISAを斡旋し、来年からは新NISAを始めよう！などの資産形成を後押しする記事を量産していますが、死ぬときに一番のお金持ちになっていても意味がないよ！ということをご紹介したいと思います。
大前提
DIE WITH ZEROもそうですが、長い人生を送る上でお金が不要であるとは言っていません。
また、出世争いや副業をして人よりも多くのお金を稼ぐことも否定していません。
株式投資で資産を拡大させることも否定していないし、むしろ賛成の立場です。
僕の記事を読んで、お金を貯めることは意味がないことだ！という誤った理解をされないように、人生を送る上でお金は重要ということを最初に記載しました。
人生のあらゆる過程でお金を使った方が良い時期は存在する
前提として自分の意志で自由なお金を使えるようになるのは18歳以上の高卒であるとか、大学生とかですので、18歳ぐらいを起点に考えていきたいと思います。
ここからはこちらの順で紹介します。
・18歳から25歳の自己経験に投資
・22歳から30歳のうちに友人とたくさん遊んでおく
・30歳からは家族のためにお金を使う
・45歳から60歳で資産の切り崩しを開始する
・60歳を超えたら生きてるうちに遺産相続を済ませる
18歳から25歳の自己経験に投資
まず最初が18歳から25歳ぐらいの本当に年齢が若く人生のやり直しが効く時ですね。
正直この時代に僕は全く挑戦することがなかったため、多少の後悔があります。
ただ単に、公立大学に進学し大手メーカーに就職し一見順風満帆な生活を送っているように見えますが、何も自己経験に投資はしてきませんでした。
一例ですが、僕の大学時代に突如世界一周を2年かけて旅すると言い出して休学をした友人がいたんですよ。(当初は1年を予定していたが、楽しすぎて2年に変更したような・・・？）
軍資金は両親が大学院に進学さえるために貯金していたお金をそのまま世界一周旅行に使っています。
軍資金があるからと言って、裕福な旅行ではなく現地でバイトしながら激安のホテルに宿泊して、現地人と交流しながら独学で現地の言葉を覚えたと言っていました。(英語の日常会話はペラペラになって帰ってきていました。)
ここで何を得たかと言うと、日本という狭い環境の中から飛び出すことで、
・海外の人は適当な人が多い
・スリやぼったくりは普通に存在する
・海外では人生について能天気に考えて幸せな人が多い
・働かなくても裕福な生活をしている人もいる
このように日本だけで生活するとサラリーマンとして65歳まで働き、年金で最低限の老後を暮らすことが当たり前と思っていたが、異国の地を訪れることでたくさんの価値観を学ぶことが出来たそうです。
現に今も彼は会社員として働いておらず個人事業主として日々の生活＋α程度の収入を得て自由な生活を送っています。
今32歳ですが、すべてを捨てて異国の土地を旅するという行為は、日本でサラリーマンとして働いていたら無理だと思うのですよ。
でも、老後にこれが出来るか？？と言われれば、乗り心地の悪い列車に乗ったり、やっすい宿に宿泊したり、知らない人と同じ住環境で過ごすなんてことは無理だと思うのですよね。
ですので、海外旅行を一つの例にしましたが若いうちの自己投資が出来る環境にあるのであれば？？環境をつくれるのであれば？？しょぼい今の現実に縛られず挑戦するべきでしょうね。
22歳から30歳のうちに友人とたくさん遊んでおく
この記事を読んでいるあなたは学生時代の友人と今でも交流することはできていますか？？
多分ほとんどの方は、LINEやFacebook等のSNSで繋がっているだけで旅行に行ったり食事に行ったりはできていないでしょう。
それもそのはずで、年齢を重ねると自分にも友人にも家族が出来て自分一人の時間と言うのは存在しなくなってきます。
高校や大学を卒業してから、20代ってそこまでお金はないかもしれませんが、友人との時間は本当に大事にした方が良いです。
僕自身はたくさん友人との時間に使ってきましたが、旅行に関してはもう少ししておいたら良かったかなあと思ったりもします。
20代のうちに、レンタカーで貧乏1週間旅行でたくさんの日本の土地を巡ったり車中泊をしたりしたかったなと思います。
何が言いたいかというと、時間は有限だし友人との時間はかけがえのないないもので、遊べるうちに遊んどけ！って話ですね
ですが、２０代のうちに投資と言う形で資産形成することで複利効果の恩恵を受けることもできます。
２０代は持てるお金も少ないですが、資産形成をする上で入金力と複利効果が重要であることはこちらの記事で紹介しています。
30歳からは家族のためにお金を使う
これは、僕に向けても書いています。
僕は28歳で結婚し、割と日本社会の中では一見順風満帆な暮らしが出来ている方だとは思います。
表現は悪いですが、嫁さんに対してはクリスマスや誕生日のプレゼントは毎年しているので割とお金は使っている方だとは思います。
ですが、両親に対してはどうでしょうか。
エアコンが壊れたかと買ったような気はしますが、10年働いてその程度ですね。
帰省の際に外食費を出すことはありますが、その程度でして産んで育ててもらった両親に全くお金と言う意味でお返しができていないようなきがしますね。
まあ、両親にとって最大の恩返しは孫を見せることとも言われていますので、早めに子供を作って両親に初孫を見させてあげたいですね。(絶賛妊活中)
そして、折角資産形成に励んでいるのだから子供が出来た際は、やりたい習い事であるとか行きたい高校や大学には通わせてあげたいと願っています。
そのために今は資産形成に励んでいますが、ここぞというときには家族のためにお金を使いたいですね。
45歳から60歳で資産の切り崩しを開始する
僕を含めて読んでくれているあなたも、資産形成期であれば老後貧乏を避けるために蓄財に励んでいると思います。
僕も転職をして収入を上げることに成功してたのですが、支出は変わっておらず余った余剰資金はひたすら証券口座に入金しています。
当ブログではFIREを目指していないと公言していますが、実際には目標の資産額などは存在せず闇雲に蓄財いてるとも言えます。
そんな折に、DIE WITH ZEROに出会って真の意味で45歳ぐらいがお金もある中で健康的にも旅行が楽しめる年齢ではないかと気づかされました。
確かに、20代⇒30代⇒40代⇒50代になるにつれて体力の衰えは増してきます。
僕自身も老後問題ばかりに気を取られていますが、45歳になるころには3000万円から５０００万円ぐらいの資産は築けている予定なので、貯め続けるのも果たして意味があるのかな？？と思ってくるかもしれません。
そんな中で、60歳を超えてあれ？？僕の人生は何だっけ？？と思うことのないように45歳ぐらいから資産の取り崩しに入るのもありかもしれません。
この章では45歳から60歳と曖昧表現をしましたが、こればかりは仕方ありません。
資産の額も違うでしょうし、健康寿命も人それぞれ違います。
ですが、人生は誰しもが最大限楽しむべきものであり、お金を貯めることばかりが人生ではありません。
ある程度資産を蓄えて老後の心配がなくなってきたタイミングで資産の取り崩しを検討していくのも良いかもしれません。
60歳を超えたら生きてるうちに遺産相続を済ませる
ここに感しては、DIE WITH ZEROを読んで本当に良かったと思っています。
30歳ぐらいになると祖父母が亡くなっていくのですが、遺産相続で揉めたりしていませんか？？
DIE WITH ZEROの考えでは生きてるうちに遺産相続を済ませるように書いています。
しかも、その方が祖父母にとっての子供世代は若い現役の時代にお金が手に入るので、その子供にお金を使うことができます。
仮に祖父母が90代の時に遺産相続されても、その子供世代は60～70代ぐらいで現役世代というよりは老後の世代になっていて、いざお金をもらってもお金を使えないんですよね。
これが日本経済としてお金がまわらない理由でもあると思っているのですが、お金が超高齢者から高齢者に回り続ける経済状況になっているため、お金を使ってくれる現役世代にお金がまわらないんですよね。
僕自身も介護老人ホームに入居している祖母がいますが、一向に遺産相続の話を母親としないないですのでおそらく揉めるんでしょうね。
孫の立場の僕が口出すのも微妙なので放置モードですが、いざ遺産相続で揉めると考えると多少の憂鬱だったりもします。
ですので、誰もが幸せに暮らせる生前相続がベストと書かれていましたし、僕自身も生前相続がベストだと思いましたね。
まとめ
DIE WITH ZEROで学んだことは、お金も大事だが今も大切にしろ！ってことですね。
ここまでで、若いうちは自己投資しろ！！、20代は友人関係に時間やお金を使え！、30代以降は家族のためにお金を使え！60歳以降は生前贈与をしろと紹介しましたが非常に大事な考えです。
最近は、当ブログでもつみたてNISAや新NISAを斡旋し資産形成しましょうとして、日々の生活を節約しお金を貯めて投資で資産拡大に励みましょうと記事にしてきました。
資産を拡大するのも大事ですが、ご自身が死ぬ時に「あの時にお金を使っておけばよかった！」とならないように考えをすこーしだけ改めるのも良いタイミングだと思います。
繰り返しになりますが、人生をお金は絶対に必要です。お金が不要と言うわけではなく適度な資産形成に励みましょ！ってのがDIE WITH ZEROの教えです。
本ブログだけでは物足りない、というか1次情報が知りたい方はDIE WITH ZEROを読んでみるのもオススメです。
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