コロナからの金融緩和により資産が爆上がりした人も多く、生活に必要な金額を資産から切り崩すFIRE生活に突入した人も増えてきています。
そんな中twitterにこのような投稿を見つけました。
通りすがりのものです。ちょうど絶賛暴落中のこの春にFIREしたふとどきものです。あっという間に保有資産額が目減して、将来計画が早くも狂ってしまった感もあります。
早速ハローワークに通う日々ですが、なかなか実践してみないと取り崩し感情は分からないですね。
*追伸:アイコン可愛いですね😍— スヌーピー@大好き💕 (@snoopy_love839) June 18, 2022
コロナで資産が爆上がりした人は米国株に投資していた人も多いでしょうが、このところ米国の有名指数であるニューヨークダウ、S&P500、ナスダックのすべてが暴落しています。
S&P500を例にとると1週間で-5.8%で株価も1年半前の数値まで戻しています。最近FIREされた方は大変厳しい状態ではないでしょうか??
でも経済的自由になって毎日が休日になって好きなことをするような生活は確かに憧れますが、日本でサラリーマンとして安定的な社会的地位を1度捨ててしまった場合は戻るのが相当厳しくなります。
実際にFIREする前に考えるべきことはこの3つ
FIREを決断されるということはFIRE前には目標とされる資産に到達したのでしょう。
ここまでは素直におめでとうございますと賛辞を伝えたいのですが、いざFIREをする前に注意すべきことがあると思います。
この記事を読んでいるあなたがFIREを志しているのであれば、ここから紹介するFIREする前に考えておくべきこちらの3点を参考にして欲しいです。
・社会的信用が失墜することを念頭におきましょう
・株式市場は右肩上がりではありません
・資産の切り崩しに精神的に耐えれる人は少ない
社会的信用が失墜することを念頭におきましょう
僕がまず最初に注意喚起しておきたいのはこの社会的信用が失墜することですね。
日本人の場合は企業勤めの社会的信用は最強です。
企業勤めでなくなった瞬間に、クレジットカードを作れなくなるし住宅や車、二輪などの購入の際のローンが組めなくなります。
ようするに信用がないから借金ができなくなるってことですね!!
悲しい話ですが、いくら資産があってもローンを組むことが出来なくなりますので一括で購入するしかなくなりますので、金融資産の配当金でちびちびローン返済とかの手が使えなくなります。
また、人間住む場所がないと生きていけなくなるのですが不動産屋さんとの賃貸契約も結べなくなる可能性があります。
今住んでいる賃貸は家賃を支払うことで住み続けることが可能ですが、万が一どこかの地に移住しなければいけないとかの事象が起こった場合は保証人を立て得たりする必要があるので注意しましょう。
ここは個人的な話ですが、最近僕の弟が結婚して嫁さんと一緒に住むための家を賃貸契約しようとしたのですが、社会人として5年程度ですので親の保証が必要だったりしました。(5年間正社員で働いているなら十分じゃね??と思いましたが・・・)
それほどまでに日本で住む場合は正社員とという形の社会的信用は最強であることを痛感しました。
株式相場は永遠に右肩上がりではありません
僕も2019年から投資を始めたので偉そうなことは言えませんが、ここ10年間ぐらいの相場は異常だったと言われています。
特にコロナ以降は欧米各国や日本が金融緩和することで株式市場がものすごく盛り上がった時期でした。
特にレバレッジ商品などを活用することで資産300万円を4000万円にする猛者とかも現れました。
しかし、ここ最近はロシア・ウクライナの影響もありますがインフレが進みすぎて物価の上昇が止まらないため欧米各国が金融締め付けを行い株式市場が暴落しています。(日本はなぜか金融緩和を継続中ですが)
もし、金融緩和の最中にFIREに必要な目標金額に達してFIREした人はここ最近の暴落で資産が20~40%低下した人もいるのではないでしょうか。
FIREには有名な4%ルールと言われる言葉があります。
4%ルールとはアメリカの株式市場は長い目で見れば4%で株式市場が成長していくため資産の4%で切り崩していけば資産が低下することはないというものです。
例えば、年間400万が必要な人であれば1億円の金融資産を築いていれば年1億円×4%の400万円の切り崩しで生活できるってことです。
ここまで読んでいる方は気づいていると思いますが、こちらは理想論で株式の暴落にあってしまうと1億円の資産が急遽40%減の6000万円になったりします。
短期的に暴落に巻き込まれた瞬間この4%ルールは崩壊しまうので、FIRE前に目標金額に到達したからといってギリギリの資産でFIREするのは危険だと僕は考えます。
最近だと資産400万円でFIREしてしまった猛者もいますが、この方の資産も20~40%減していると思いますので、もう一度働かないといけない状況になっている可能性があります。
資産の切り崩しに精神的に耐えれる人は実は少ない
先ほど4%の資産の切り崩しを紹介しましたが、長い目で見れば株式市場は成長していきます。
しかし、生活するためには資産を切り崩していかなければいけません。
1億円の資産を築いたと仮定して4%切り崩すと一時的に9600万円の資産となります。
この瞬間はいくら市場が成長するとの仮定があっても資産は400万円低下しています。
これって普通の人は耐えれるのでしょうかね??僕は厳しいです。
僕たち日本のサラリーマンは働いていれば来月もお給料がはいってくるとの大前提があるから生活できていると思います。
もし短期的に市場が成長せずに1億円⇒9600万円⇒9200万円になるとか市場が暴落して資産が減ったなどが生じた際に精神的に耐えることが出来る人は実は少ないかなと個人的に思っています。
FIREが日本で話題となったのもここ5年だと思いますので、これからどんどんデータが集まっていくと思いますので、今はFIREしたい願いを少し落ち着かせて我慢してみるのも良いかと思いますね。
まとめ
日本でFIREす人が増えてきて憧れますよね。
僕はFIREは目指していませんが経済的自由のFIは達成したいと考えております。
冒頭で紹介した方の生い立ちは分かりませんが、FIRE前はそこそこの企業に勤めていたのだと思います。
しかし、無職期間が長くなってしまった場合は元にいたレベルの会社に戻ることは難しくハローワークなどで職探しをすることになります。
勝手な想像ですが、当時の年収に戻ることは不可能ですし福利厚生などもない会社で働くことになるかもしれません。
何が正解かわからないよ世の中ですが、もしFIREを志しているのであれば今一度落ち着いて本当に大丈夫か考えてみることをオススメします。
ちなみにですが僕がFIREを目指していない理由はこちらで記事にしています。
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