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【QYLD】高配当かつ毎月配当の最強のETFが存在する

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、Jさんです(@engineer_spyd)

皆様QYLDというインカムゲインに全振りしたETFをご存じでしょうか。

僕も最近知ったのですが分配金が10%超えており、かつ毎月分配金が出るという最強のETFとなっています。

Jさん
Jさん
ネットで検索してもインカムゲイン投資家に間では最高に盛り上がってるみたいです

結論から申しますとキャピタルゲインには全く期待できませんが、インカムゲインに重きを置くのであれば最強のETFと言えるでしょう。

日本人は銀行預金が好きですが利子は0.001%とかですので、それに比べたら十分投資対象に加えて良い銘柄です。

本記事を読むことで

・QYLDの概要が理解できる

・QYLDの株価と購入タイミングが理解できる

・〇万円の配当金に必要な投資額が理解できる

 

QYLDの概要

ファンド概要

名称グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF
運用方針カバード・コールの売りで利益を生み出そうとするもので、ナスダック100指数の株式を購入し、対応する同一指数のコール・オプションを売却します。
ファンド設定日2013年12月12日
経費率0.60%
純資産額81億ドル
3か月トータルリターン1.36%
3年トータルリターン5.90%
5年トータルリターン4.62%

bloombergより引用(2023年9月更新)

2013年に設定されていますので、そこそこ若いETFとなっています。

経費率も0.6%となっており、長期投資してもそこまで痛い経費率ではないことを示しています。

トータルリターンについてはキャピタルではなくほとんどは配当金によるインカムゲインと考えてください。

QYLDの運用方法

QYLDの運用方法として、ファンドの概要としてはカバード・コールの売りで利益を生み出そうとすると記載がありますが。

???となってしまうと思いますので紐解いていきます。

簡単に記載すると将来の不確実な値上がり益を放棄する代わりに、オプションプレミアムの着実な獲得をめざす戦略となります。

   新生銀行より引用

カバードコール戦略は大きく分けて3つに分けられますが、現状の株価が上昇し続けている状態ではケース3に該当します。

ナスダック100の優良銘柄は株価の値上がりを続けていますが権利行使価格を超える値上がり利益は得られないことになります。

ここでカバードコールで面白いのがケース1とケース2の権利設定日よりも下がっている場合です。

ケース①の場合は、キャピタルゲインは微妙だけどオプションプレミアムが加わることで、現物だけ保有してる場合よりリターンがります。

ケース②の場合は、株価が現物の取得単価を下回る下落(=含み損)の場合でも、もらったオプションプレミアムによって損失が低減されます。

投資家としてはケース3に該当する場合が最大の利益を享受できますので、ナスダック100が上昇を続ける限りはQYLDの利益を生む仕組みとなります。

逆に下落局面になると全く儲からなくなり配当を維持するためには原資を崩さないといけません。

QYLDに関しては運用方法を理解して投資運用することをお勧めします。

組入銘柄

銘柄数量ファンドの割合
5.17 百万918.84 百万11.37
2.45 百万807.05 百万9.98
3.38 百万465.30 百万5.76
812.53 千375.72 百万4.65
1.02 百万304.64 百万3.77
1.95 百万264.32 百万3.27
1.93 百万263.16 百万3.26
1.04 百万262.18 百万3.24
294.11 千252.06 百万3.12
323.52 千181.32 百万2.24

bloomberg引用

組入銘柄を見ますとNASDAQ100の優良企業が大多数を占めています。

QQQのキャピタルゲイン分を配当金と言う形でインカムゲインとして株主に還元してるのが表れていますね。

直近の配当金

2023年7月の配当利回りは12.13%となっています。

だいたい配当金の推移としても年10~12%を維持できており、高配当で有名なSPYDやVYMといった銘柄でも4~6%ですので配当金と言うインカムの観点だけで見るとQYLDの圧勝となります。

一般的なETFの配当金は年に4回ですが、QYLDは月に1回頂けます。

つまり年12%の配当金と仮定すると、月に1%ずつもらえるという計算になります。

月に必要な生活費が決まっているのであれば、生活費分だけをインカムで賄うという名目でQYLDを購入するのもありかもしれませんね。

QYLDの今後

finviz dynamic chart for QYLD
出所:finviz

こちらがQYLDの株価推移となっていまして、QYLDの株価は17ドル台となっています。

今後も配当を出しながらゆっくり株価は下がっていくことが予想できます。

株価は下がっていっていますが、圧倒的な配当金収入は超魅力ですのでQYLDに人気があるのも少しはわかります。

株価があがっていかないということは、キャピタルゲインは全く望めないということですので、配当という形のインカムゲイン全振りのETFといっても過言ではないですね。

QYLDによる配当生活

QYLDはインカムゲインに全振りした銘柄であることは間違いないでしょう。

やはり多くの方が夢見るのが配当生活ではないでしょうか!

日々の生活費を労働収入からではなく配当金が恒久的に入ってくるようになれば、配当金で生活することが可能となります。

QYLDから月1万とかもらえるようになれば、夫婦での月1外食とかに使うのもありかもしれませんね!

僕のtwitterの友人のツイートを見つけたのでご参考まで!


相互フォロワーのチェヨンさんはQYLDにより毎月のように1万円を超える配当金を得ています。

積みあがっていくとチェヨンさんが配当生活を実現するのも近い将来であるかもしれません

最近のチェヨンさんはQYLDが増配したことで2022年12月に10万円の配当金を得たみたいです。超羨ましいっすね!

ここからは実際に配当生活を送るための必要株数について検討していきましょう!

毎月配当5万円を得るための必要株数

ここで前提条件を年間の配当利回りを10%と仮定して計算していきます。

NISAを使わない場合は、米国と日本の二重課税がかかります。

すると配当金の手取り収入は、税引き前の配当金×0.9×0.796となります。

つまり税引き後の配当利回りは7%となります。

月5万円の配当金を得るためには、年間60万円の配当手取り収入が必要となります。

60万円÷0.07=8,571,429円となり、QYLDを850万円分購入すれば月当たり5万円の配当金を得ることは出来ます。

ここで月当たりの必要配当に対し、QYLDの必要株数を表にします。

投資額
月1万円(年間12万円)170万円
月2万円(年間24万円)340万円
月3万円(年間36万円)510万円
月4万円(年間48万円)680万円
月5万円(年間60万円)850万円
月10万円(年間120万円)1700万円

上表の通り月10万円の配当収入が欲しい方はQYLDを1700万円分購入すれば良いことになります。

もう50歳になったりして資産と言うよりは配当金と言う形で毎月一定の収入を得るのであればこちらを参考に手QYLDの必要株数を検討ください。




まとめ

皆様いかがでしたでしょうか??

高配当ETFといっても色々な種類がありますね。

VYMやSPYDはインカムゲインに重きを置きながらも、キャピタルゲインも期待できる銘柄となっていますが、QYLDはインカムゲインに全力な銘柄となっています。

資産向上とかどうでも良くて、今すぐにでも配当金で日々の生活を楽にしたいとかいう投資家であればかなりおすすめの銘柄ではないでしょうか!

少し皮肉ですが、日本株のJTなどはほとんどキャピタルが期待できないですが、インカムの収入をとってみてもQYLDに見劣りしますので、

JTに投資するぐらいならQYLDで良いんじゃね??と個人的には思ってます。

QYLDとQQQの投資対象はほぼ同一ですので資産形成中の方にはQQQへの投資、株式配当による日々の生活を楽にしたいのであればQYLDへの投資をおすすめします。

しかし、QQQは単価が上がりすぎて手を出しづらい状況ですので、日本の投資信託で購入できるiFreeNEXT NASDAQ100への投資をこちらの記事で紹介しています。

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